ダイエットを成功させるためには、カロリーを減らし、栄養バランスのよい食事をすればいい・・・。
わかっているけれど「お昼はコンビニ食になるから」と、諦めている人が多いのではないでしょうか。
ところがコンビニ食でも、工夫次第でダイエットは可能です。今回はその方法をご紹介しましょう。
コンビニ食のメリット
コンビニでは、季節限定や新製品がドアを開けると、目に飛び込むように置かれています。
ここで立ち止まらず、まずはお店の奥まで進んでみましょう。
コンビニで売っているものは、全てが「ダイエットの敵」ではありません。
例えば、「半分残せばいい」と思っていても、スナック菓子の大袋を空けてしまったら、結局食べきってしまうのが人の弱いところ。
最初から少量のものを買えば、そんな心配はなくなります。
コンビニで売っているものは、たいてい小分けされたものが多いので、こうしたものを賢く利用しましょう。
もう一つのメリットは、コンビニで売られている食品のほとんどには、カロリーや栄養成分が表示されていること。
自分の摂取カロリーを覚えておき、「今日は摂取カロリーの内、○○カロリー分しか買わない」と決めておけば、カロリーオーバーが防げます。
「ダイエット宣言」も効果的
1人でコンビニに行くと、誘惑にまけてデザートやお菓子まで買ってしまい、結果たくさん食べてしまうことありませんか?
そこでまず、近しい仲間、それもなるべく食事を一緒に食べる人に、「ダイエット宣言」をしましょう。
そして昼食を買う時は、その仲間と行くこと。「ダイエット宣言」をした手前、「こんなに食べるの?」なんて思われたくない一心から、買い過ぎを防ぐ意識が働きます。
「これが低カロリーで満足感があるダイエットメニューだよ!」と、自分が選んだものを勧めて、友達をダイエットに巻き込んでしまうのもアリかもしれませんね(笑)。
また、お腹がすいた状態で昼食を買う場合は注意してください。空腹につれられて、多めに買い込みやすくなります。
そんな時はレジに持っていく前に、カロリーをチェックするなどして、気持ちにストップをかけましょう。
選び方のポイント
基本的に、メインディッシュに野菜サラダ(海草がふんだんなものがベスト)とスープ、デザートにはヨーグルト類を選ぶのがよいでしょう。
また、冷やし中華やサラダうどんといった、野菜類が多い麺類のバリエーション豊かなのもコンビニの特徴。
海藻類や錦糸卵で彩り豊かなものを選びましょう。
でも、今日はどうしてもカップラーメンが食べたい!という日は、スープを飲み干さないとか、ふやけてしまった麺は残すというような習慣を身につけて。
コンビニ弁当を選ぶのであれば、常にご飯の量を視覚のどこかに留めていてください。
ご飯が占める割合が、容器全体の1/4なのがベストなご飯の量(五穀米であればなお良し)。
そして、3/4の部分にはおかず、それもできるだけ多品なものを選びましょう。
さらにお味噌汁やスープをつければOK。
春雨入りスープやポトフなどは、満足感がさらに得られます。
避けたいのは、7割がご飯で残りの3割に揚げ物と焼き魚のみといったお弁当。
炭水化物や油分が多いので、太りやすいものばかりです。
さいごに
我慢はストレスやリバウンドの原因になります。ダイエット成功の鍵は「無理をしないこと」。食制限をするなら、低カロリーでどれだけ満足感が得られるかがポイントです。