年末が近づくと、気持ちを新たに新しい手帳を用意して夢や叶えたいことを書く、という人は多いですよね。さて今年の夢はどれくらい叶いましたか?来年はとっておきの方法で夢を叶えてゆきましょう。
◆ やることではなく、やめることから書く
これまでは、「あれをやる」「これを叶えたい」と実行することばかり思い描いてはいませんでしたか? 「やめたい習慣」「手放したい執着」「頑張るのをやめること」など、実は夢をどんどん叶えている人はまず、夢と同じくらいに捨てるものを書き出しているのです。
案外この必要ないことに、エネルギーを注ぎ込んでいることがとても多いものです。叶えたい夢に向かうパワーや集中力が、無駄なことに吸い取られていてはもったいないですよね。これから叶えたい夢と同じくらいの数を書き出しちゃいましょう。
◆ 夢の生活は現在の年収の10倍くらいの規模で設定をする
現実に近い夢を描いた方が、願いが叶いやすいと思いますよね。これが落とし穴です。現実に近い夢は努力をそれほど要しないため、あまり現実と変わらず、達成感もありません。
一方年収の10倍くらいの生活を夢見ると、このままじゃ実現不可能だと、勉強をしてみたり行動をしてみたくなります。
自分のリミッターを外すのに、あえて現実とかけ離れた夢を設定するというわけです。知らず知らず、自分の日常の居心地の良さから抜けきれなくなってしまうことからも、回避できる秘策ですよ。
◆ 夢をノートに記載するときのコツ
「現在進行形で、既に達成しているかのように書く」「私は」と、第一人称で書く、というのは基本形で皆さんすでにご存知かもしれませんね。
忘れがちなのは、「うれしい」「楽しい」「素晴らしい」といった感情を表す形容詞を入れることです。是非忘れないようにしましょう。
そしてネガティブな表現はしないように。これも大切ですよ。「誰それに負けないようにしたい」など、ライバルを作るのもNGです。他人と比較をしないことも、夢を実現させるポイントですから。
成功できる人っていうのは、「思い通りに行かない事が起きるのはあたりまえ」という前提を持って挑戦している。
――トーマス・エジソン